当社団では、「個人情報保護方針」に基づき臓器移植のあっせん業務を行う上で必要な個人情報を適切な手段で収集し管理しています。
あっせん業務を遂行するために移植施設に提供した臓器提供者(ドナー)に関する情報(ドナーデータ)を、移植医療の質の向上を目的として行う調査・研究等のために移植施設が利用する場合があります。(「個人情報の利用目的及び第三者への情報提供」参照)
今般、京都大学よりドナーデータ利用申請があり、当社団倫理委員会で確認されましたので、以下のとおりドナーデータを利用し、研究論文として公表されます。

  • 研究の名称:
    肺移植後予後や移植肺の機能に影響を与える臨床的因子の検討
  • 研究責任者:
    京都大学 呼吸器外科 教授 伊達 洋至
  • 利用目的:
    京都大学での肺移植を受けられた患者さんにおける、術前や手術中、術後経過での様々なデータを検討し、何が肺移植後の予後や移植肺の機能に影響を与えるかを検討することは、本邦における肺移植後患者さんの術後の成績を改善する周術期管理、術後管理の確立に寄与し、海外の肺移植医療にとっても参考になる知見を提供できると考えます。
  • 利用する診療情報等の対象者:
    2002年4月1日から2020年12月31日までに肺移植(脳死肺移植・生体肺移ともに含む)を施行した症例
  • 利用するドナー診療情報等の項目:
    当院が診療情報として保管しているドナー肺の医学的情報(年齢、性別、喫煙歴、血液検査、画像所見、喀痰培養検査結果、HLAタイピングなど)、当院で移植前に行ったドナー肺の体外循環 Ex-vivo lung perfusion: EVLPによる評価の有無や評価中の生理データ・酸素分圧・画像所見など

なお、利用するデータは匿名化されますので個人が特定されることはありません。
ご不明な点は、お問い合わせ窓口までお知らせください。

<個人情報保護に関するお問い合わせ窓口>
〒108-0022 東京都港区海岸3-26-1 バーク芝浦12階
公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク 総務部
TEL 03-5446-8800 (代) FAX 03-5446-8818
受付時間 月〜金曜日 9:00〜17:30(土日・祝日・年末年始を除く)

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