脳死下で臓器を提供する場合、法に定められた脳死判定を行います。
「深い昏睡にあること」、「瞳孔が固定し一定以上開いていること」、「刺激に対する脳幹の反射がないこと」、「脳波が平坦であること」、「自分の力で呼吸ができないこと」の5項目を行い、6時間以上経過した後に同じ一連の検査(2回目)をすることで、状態が変化せず、不可逆的であることの確認をし、脳死と判定されます。なお、6歳未満の小児は脳死判定を24時間空けて行います。
以上、6項目を、必要な知識と経験を持つ臓器移植に無関係な2人以上の医師が行います。

また、生後12週未満の小児については、法的脳死判定の対象から除外されています。

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