昨年11月及び本年3月に発生したあっせん誤りについては、皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしました。改めて心よりお詫び申し上げます。

 当社団は、本年3月30日付けでいただいておりました厚生労働大臣からの指示書に対し、本日、「指示書に対する業務の改善状況について(報告)」を厚生労働省に提出いたしました。

 今までご報告してきましたとおり、外部の有識者による「あっせん誤りの再発防止等に関する第三者委員会」が設置され、その検証結果をまとめた報告書の提言に則して、これまで実施してきた検証及び改革の内容と現在進めている改革の方向性を報告書として提出致しましたのでここに公表させていただきます。

 なお、第三者委員会の提言を受け、あっせん誤りに関する責任をとって、前執行役員(理事長、副理事長、専務理事)が辞任しております。管理運営体制の刷新として新たな理事・監事が9月18日に開催された臨時社員総会で選任されており、門田守人が理事長に就任し、全社一丸となった改革に取り組んでおります。

指示書に対する業務の改善状況について(報告)


公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク


 

 公益社団法人日本臓器移植ネットワークは、国内の死後の臓器提供におけるあっせん手続きを行う唯一の団体として、移植医療の公平性・公正性の担保と適正な手続きの遂行に関して国民の信頼を回復しなければなりません。皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを改めて心よりお詫び申し上げます。

 本年9月18日に、当社団の理事長に就任以来、役職員が一丸となり、社団の管理運営の見直しや組織改革に専心し、ゼロから立て直すべく鋭意努力をしているところです。人類愛に基づく移植医療のさらなる発展に取り組むと共に、移植を希望する多くの患者さんの明るい未来に貢献できるよう皆さまと共に歩んで参ります。 厚生労働大臣への報告書を本日提出いたしましたが、この報告で改革が終了するものではなく、公平・公正かつ適正なあっせん業務を着実に重ね、国民の皆様の信頼を取り戻すために、役職員全員が継続して努力してまいります。

 今後とも臓器移植医療へのご理解を、何卒よろしくお願い申し上げます。

公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク
理事長 門田守人

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