公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク(以下、社団)は、ドナーの方やそのご家族の意思を尊重し、移植を希望する患者さんにその意思をつなげる日本で唯一のあっせん機関です。

今回の新型コロナウイルス感染症から社団の行う臓器移植のあっせん業務への影響を最小限に留める必要があり、当社団では一早く3月2日より、以下に示す基本方針に則り、様々な感染対策を講じてまいりました。未だ新型コロナウイルス感染が広がりをみせる中、当社団では継続して臓器のあっせん業務を実施しており、この度、基本方針を公開することと致しました。

ドナーの方とそのご家族の意思が移植を待つ患者さんにつながり、移植を待つ患者さんが安心して移植を受けることができるよう、職員が一丸となり引き続き感染対応に取り組んでまいります。

2020年9月1日 理事長 門田 守人

社団における感染対策の基本方針
 臓器提供者や移植患者及びそれぞれのご家族に対する安全の確保

  • 社団全職員の感染予防の徹底
  • 職場環境の感染予防の徹底
  • 関連医療機関への感染伝播リスクの低減

これまでの取り組み(2020年3月2日より)

1)個々人の防護対策の義務化

マスクの着用、手洗い・手指消毒等

2)社団組織としての防護対策

(1) 時差出勤制度の導入
(2) 在宅勤務制度の導入
(3) 感染対策チームの設置

  • 全職員を対象とした健康管理表の導入
    検温や各症状のチェック方式による管理体制
  • 各事務所(本部、地域オフィス)出入室時対応の厳格化
    部外訪問者の制限、入室時の検温と問診、出入室時の手洗い、手指消毒必須
  • 各事務所(本部、地域オフィス)における環境整備
    就業前後の全デスク消毒と定時換気

3)臓器あっせん時の感染対策

(1)ドナーの感染状況の確認
(2)立ち入り医療機関の感染状況及び感染対策の確認
(3)個々の移植コーディネーターの防護対策の強化
(4)臓器あっせん後の変則勤務体系による感染リスクの低減

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