2020年2月3日から「肝臓移植希望者(レシピエント)選択基準」と「膵臓移植希望者(レシピエント)選択基準」の一部が改正されます。それに伴い、レシピエント検索システム(Expanded Version of Allocation System「E-VAS」)のプログラムが新しくなります。

・プログラムの更新内容

《肝臓移植希望者(レシピエント)選択基準》

肝腎同時移植希望者において、肝臓移植の転帰を「待機inactive」とした場合、当該希望者は腎臓単独移植も対象外となる(その際の腎臓移植の転帰は「希望」から変更されない)。肝臓移植の転帰を「待機inactive」から「希望」に戻すと腎臓単独移植も選択対象に戻る。

《膵臓移植希望者(レシピエント)選択基準》

(1)小児優先

①ドナーが20歳未満の場合、膵臓移植の選定リストにおいて選択時20歳未満である移植希望者を優先する。

②ドナーが20歳未満の場合、20歳以上の膵腎同時移植希望者よりも、20歳未満の腎臓単独移植希望者を優先する。

(2)待機inactive制度

①膵臓移植の転帰に新たに「待機inactive」の選択項目を追加し、膵臓移植の転帰を「待機inactive」とした場合、膵臓移植の対象外となる。膵臓移植の転帰を「待機inactive」から「希望」に戻すと選択対象に戻る。

②膵腎同時移植希望者において、膵臓の転帰を「待機inactive」とした場合、当該希望者は腎臓単独移植も対象外となる(その際の腎臓移植の転帰は「希望」から変更されない)。膵臓移植の転帰を「待機inactive」から「希望」に戻すと腎臓単独移植も選択対象に戻る。

③転帰が「待機inactive」中でも待機期間はカウントする。

※ 改正後の移植希望者(レシピエント)選択基準についてはこちら(1/15掲示板リンク)をご覧ください。

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