患者が脳死とされうる状態にあると判断された場合に、主治医は家族が脳死について理解をしているかどうかを把握し、家族に対して臓器提供の機会があること、臓器移植コーディネーターの説明を聴くことができることを伝えます。

尚、本人の意思表示があるか、もしくはご家族に提供の希望がある場合は、家族側から主治医に申し出る場合もあります。

この手続きは、「臓器の移植に関する法律」の運用に関する指針(ガイドライン)の第6「脳死した者の身体から臓器を摘出する場合の脳死判定を行うまでの標準的な手順に関する事項」に定められています。
臓器移植コーディネーターの説明を聴くかどうかは、家族の判断に委ねられます。

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