臓器移植コーディネーター

臓器移植コーディネーター
患者さんやご家族の思いに添い続けたい
入社2年目
あっせん事業部

――救命救急センター看護師から移植コーディネーターに。
JOTに入職する前は、新卒から5年間看護師として病院の救命救急センターで勤務していました。当時、臓器移植コーディネーターからご家族へ臓器提供についての説明がなされる場へ同席しました。ご家族に寄り添いながら話をする移植コーディネーターの姿に感銘を受けました。この場をきっかけに、患者さんやご家族のために何かできることはないかと考え学ぶ機会となりました。そして、これまでの自分の経験を活かして、移植コーディネーターになりたいと思いました。
日々の経験と先輩たちから教わったことが糧に

入社後の研修を終え、コーディネーターとして任命されると、OJTで実務を通じたサポート体制となります。実際に病院に足を運び、移植の現場やご家族との面談に同席したときの緊張感は今でも覚えています。
同行する先輩方、メンバーはその都度変わりますので、多くの先輩方からさまざまなことを学び、少しずつできることを増やして対応する日々です。
患者さんの心に寄り添いたいという思いは移植コーディネーターになってからも同じです。
様々な背景で臓器提供を決断されるご家族がいらっしゃいます。ご本人やご家族の思いに沿って対応していくことと、今の自分にできる最大限のことは何かを考えて行動しています。ご家族から「話を聞けてよかった」「お話できてよかった」「臓器提供を決断してよかった」と声をかけていただけることもあり、ご本人やご家族の思いに少しでも寄り添うことができたとき「コーディネーターになってよかった」と感じます。
2年目の私には「目の前にある仕事を実践する」それが精一杯ですが、移植コーディネーターとして自分にできることを増やして、休日もしっかり楽しみながら、悔いなく毎日を過ごしていきたいと思っています。
ある1日のスケジュール
Case1
9:00
出社
メール・スケジュール確認
10:00
事務処理
あっせん対応後の事務処理、経過報告書の作成
12:00
昼休憩
13:00
グループ内業務
研修用のスライド作成や録音など
15:30
グループ内打合せ
17:30
退社
Case2
9:00
出社
メール・スケジュール確認
10:00
事務処理
10:30
本部でのあっせん業務開始
ドナーの血液検査の手配
12:00
昼休憩
13:00
あっせんに関する情報整理
17:00
ドナー情報の受取り
臓器提供病院にいるコーディネーターからドナーの医学情報を受取る
19:00
血液検査 結果の受取り
24:00
退社
移植コーディネーターは、全国あらゆる場所へ出張に行くこともあれば、一晩中オフィスに残って仕事をすることもあり、大変な仕事ではありますがご家族や病院関係者はもちろん、警察・消防などの搬送にご協力いただく機関など多くの方々と関わることができます。この仕事を通じて経験したことは人生の糧になるはずです。