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[特集]子供たちとともに
 脳死での臓器提供をテーマに新聞を切り抜いてまとめた作品が中日新聞主催の新聞切り抜きコンクールで最優秀賞に選ばれました。新聞を読んでいて、年齢の近い女の子の死と彼女が生前に残した言葉に出会い、クラスメートと真剣に考え、話し合うきっかけを持った曽根若菜さん。彼女のメッセージは「脳死移植で自分がだれかの役に立つのだったら、私はしたい。移植はひとの生死にかかわることなので、私たち一人一人が自分なりの考えを持つことが大切だと思います。」
 私が、新聞の切り抜きを始めたきっかけは、三年の選択教科で社会科の授業を選択したことからでした。授業で切り抜き作品を作ると聞いた時、真っ先にドナーカードと脳死移植をテーマにしようと思いました。中日新聞で連載された「娘が脳死になった」という記事が理由です。この記事の中で「移植が成功したら、私が乗り移ってお母さんに会いに来る…」という言葉と私は出会いました。交通事故に遭い、脳死状態をへて亡くなった高校生の女の子が生前、母親に言った言葉です。

  私は自分と二つしか年の離れていない女の子が、だれかのためになれたらと、真剣に考えていた事実にとても驚きました。そして今まで自分は、移植が成功したとか失敗したとかいう脳死移植の表面しか知らなかったことに気がつきました。だから、ドナーなどの気持ちに焦点をあてて記事を集め、それを読んで感じたことをなどをまとめようと思ったのです。作品で工夫したのは、約三十人の友達を中心にアンケートを実施し、それを円グラフにまとめたところです。みんな真剣に考えて答えてくれました。移植に好感を持つ人や少し恐怖を感じている人などさまざまでした。

  私は、移植などのように、人の生死にかかわることに模範解答は存在しないと思います。そして模範解答がないから、自分自身のしっかりとした意見を持つことが大切だと思うし、持ちたいと思っています。(中日新聞2000年3月26日掲載)
1枚の模造紙にまとめられた新聞記事の切り抜きと、私の気持ち、友達の意見。
4千点以上の中から最優秀賞に選ばれた作品。
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移植を受けた子供と家族
移植が必要な子供たち-布田伸一
移植と取り組む子供たち-有村大知・高木雅代
移植を学ぶ子供たち-曽根若菜

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