病気や事故(じこ)などで入院後、命を救(すく)うことができない状態(じょうたい)になると死後に臓器(ぞうき)を提供(ていきょう)するかしないか、家族に気持ちを確認(かくにん)する場合があります。
臓器提供(ぞうきていきょう)についての説明を家族が希望した場合、臓器移植(ぞうきいしょく)コーディネーターが丁寧(ていねい)にお話しします。臓器移植(ぞうきいしょく)コーディネーターとは、提供(ていきょう)から移植(いしょく)がスムーズに運ぶよう調整し、“いのちの橋渡(はしわた)し”をしてくれる人です。
臓器移植(ぞうきいしょく)コーディネーターから説明を受けた後に、家族みんなで十分に話し合い、臓器(ぞうき)を提供(ていきょう)するかどうかを決めます。
脳死後(のうしご)に提供(ていきょう)する場合は、法律(ほうりつ)で決められた脳死判定(のうしはんてい)が2回行われ、2回目が終わった時刻(じこく)が亡(な)くなった時刻(じこく)となります。家族が立ち会うこともできます。
移植(いしょく)を希望する人は日本臓器移植(にほんぞうきいしょく)ネットワークに登録されています。登録されているたくさんの患者(かんじゃ)さんのなかから、いちばんふさわしい患者(かんじゃ)さん(レシピエント)が医学的なルールをもとに公平に選ばれます。
摘出手術(てきしゅつしゅじゅつ)はおよそ3~5時間かかります。摘出(てきしゅつ)された臓器(ぞうき)は、患者(かんじゃ)さん(レシピエント)の入院する病院にすぐに運ばれて移植(いしょく)されます。
摘出手術(てきしゅつしゅじゅつ)後はすぐに家族の元に戻(もど)ります。傷口(きずぐち)はきれいに縫(ぬ)い合わせ、外から見てもわからないようにします。
提供(ていきょう)から移植(いしょく)がスムーズに運ぶよう調整するのはだれ?
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