脳死と植物状態の違いを理解しよう 脳死と植物状態の違いを理解しよう

脳死と植物状態の違い 脳死と植物状態の違い

脳死(のうし)と植物状態(じょうたい)は、まったく違(ちが)います。脳(のう)の中の「大脳(だいのう)」という部分は、話をしたり、からだを動かしたりするための大事な働きをしています。「脳死(のうし)」も「植物状態(じょうたい)」も、大脳(だいのう)が働かない状態(じょうたい)にあるので、寝(ね)たきりで、話をすることも聞くこともできません。

動かなくなった部分 動かなくなった部分
脳死 脳死

脳幹(のうかん)を含めた脳(のう)全体が働かなくなった状態で、二度ともとにもどりません。世界のほとんどの国で、「脳死(のうし)」を人の死としています。

植物状態 植物状態

大脳(だいのう)は働かなくなっているけど、脳幹(のうかん)は働いているので、自分で呼吸ができることが多く、回復することもあります。

大脳(だいのう):知覚、記憶(きおく)、判断(はんだん)、運動の命令、感情(かんじょう)などの高度な心の働き

小脳(しょうのう):運動や姿勢(しせい)の調節をする働き

脳幹(のうかん):呼吸(こきゅう)・循環機能(じゅんかんきのう)の調節や意識(いしき)の伝達など、生きていくために必要な働き

ただ、植物状態(じょうたい)は、脳(のう)の中の「脳幹(のうかん)」と呼(よ)ばれる部分が働いているので、そこから心臓(しんぞう)に命令を出して、自分で呼吸(こきゅう)したり、血液(けつえき)をからだ中に送ったりすることができます。そのため、「植物状態(じょうたい)」になっていても、治りょうを続けることで、目をさましたり、話ができるようになることもあります。

これに対して脳死(のうし)は、大脳(だいのう)や脳幹(のうかん)、小脳(しょうのう)など、脳(のう)のすべてが働かなくなった状態(じょうたい)なので、心臓(しんぞう)をはじめ、すべての臓器(ぞうき)は自分の力で動くことはありません。どのような治療(ちりょう)をしても、元気なからだに戻(もど)ることはなく、人工呼吸器(こきゅうき)を外せば、呼吸(こきゅう)も心臓(しんぞう)もすぐに止まってしまいます。

脳死 植物状態 脳死 植物状態
「のうし」と「しょくぶつじょうたい」って違うんだね。
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目をさます可能性(かのうせい)があるのはどれ?

  • 脳死
  • 植物状態
  • 心臓死

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