人が臓器(ぞうき)を提供(ていきょう)する場合の「死」には、2種類あることを知っていますか?
1つは、心臓(しんぞう)や呼吸(こきゅう)が止まる心臓死(しんぞうし)です。心臓死(しんぞうし)すると、血液(けつえき)が流れなくなるので、死んだ人のからだは、だんだんつめたくなっていきます。
もう1つは、頭の中にある「脳(のう)」がまったく働かなくなった「脳死(のうし)」です。
「脳(のう)」はからだを動かす司令塔(しれいとう)の役割(やくわり)を持っています。そのため、病気や事故(じこ)などで「脳(のう)」のすべてが傷(きず)ついたり、「脳(のう)」がまったく働かなくなってしまうと、心臓(しんぞう)も動かなくなってしまいます。
人工呼吸器(こきゅうき)をつけることで血液(けつえき)をからだ中に送ることができるので、しばらく心臓(しんぞう)を動かすことができ、「からだはあたたかい」、という状態(じょうたい)です。しかし、一度「脳死(のうし)」の状態(じょうたい)になってしまうと、もとの元気なからだにもどることなく、やがて心臓(しんぞう)も停止してしまいます。
心臓(しんぞう)への司令塔(しれいとう)の役割(やくわり)を持っているのは?
クイズは全部で16問!色々なページの下にあるので見つけて答えてね。全問正解(ぜんもんせいかい)するとプレゼントに応募できるよ♪ 解(と)いていないクイズはマイページでチェック!
自由研究や調べ学習にピッタリ!まとめ方のコツやオリジナル研究用シートもあるよ!