私たちについて
事業案内
日本臓器移植ネットワーク(JOT)について
JOTは、死後に臓器を提供したいという人やその家族の意思を活かし、臓器の移植を希望する人に最善の方法で臓器が贈られるように橋渡しをする厚生労働大臣より許可を受けている日本で唯一の組織です。国内における死後の臓器提供に関する公平・公正なあっせん事業とともに、適正なあっせんが行われるための医療機関の体制整備や移植医療の普及啓発を推進する事業を行っています。
- ■使命(Our Mission)
- 私たちは、臓器の正しいあっせんを通して、移植医療の発展に貢献します。
- ■価値観(Our Values)
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- 公平・公正
私たちは、4つの権利(臓器を提供する、提供しない、移植を受ける、移植を受けない)を公平・公正に尊重します。 - 透明性
私たちは、適切な情報の発信により透明性を確保します。 - 誠意
私たちは、安心できる環境を整え、誠意と真心をもって接します。 - 協働
私たちは、専門性の高い人財を育成し、多職種で協働します。 - 誇り
私たちは、ともに歩むすべての人が誇りと情熱を持てるよう努力します。
- 公平・公正
- ■展望(Our Vision)
- 私たちは、移植医療の発展により、一人ひとりのいのちが尊重される社会を追求します。
JOTの主な業務
あっせん事業
JOTは、国内における死後の臓器提供に関する公平・公正なあっせん事業を推進しています。臓器提供がある場合は、円滑に臓器移植が進むように適正な手続きと調整を行います。
- 臓器の提供について話をお聴きになりたいというご家族への24時間対応
- 臓器提供に関する手続き、移植を受ける方(レシピエント)の選択、臓器提供施設から移植施設への臓器搬送の調整
- 移植希望者の登録・更新に関する業務
- 移植検査の実施・検査体制の整備
体制整備事業
JOTは、臓器提供のあっせん事業が適正に行われるための体制を整えるために、厚生労働省と連携して医療機関や都道府県が行う臓器移植関係業務を支援しています。また、臓器提供に関する意思表示(登録)の促進に加え、その意思をより確実に活かせるようコーディネーターや医療従事者向けの研修及び、ドナー家族への心理的ケアに向けた取り組みも進めています。
- 都道府県内における臓器移植に関するあっせん事業を適切かつ安定的に実施するための移植医療に関連した体制整備、意思表示促進及び研修などの活動支援
- 臓器提供(5類型)施設を対象に院内マニュアルの作成や実際の臓器提供を想定したシミュレーションなどの実施と臓器提供の意思を確実に活かすことのできる院内体制整備の支援
- 臓器提供の経験が豊富な施設から臓器提供の経験が少ない施設に対しての医療者の派遣や技術的助言などの連携の強化による地域での臓器提供体制の整備の支援
- コーディネーターや臓器提供施設の医療従事者に対する研修やセミナーの実施
- 健康保険証・運転免許証・マイナンバーカードの意思表示欄の周知や意思表示(登録)の促進
- ドナー家族への意思決定支援、臓器提供後の心理・社会的支援、長期フォローアップなどによる支援
普及啓発事業
移植に関する正しい知識の提供及び情報に接して考えたり話したりすることにつながる普及啓発を進めています。
また、健康保険証、運転免許証、マイナンバーカードなどによる意思表示の促進に加え、各教育課程において臓器移植に関する理解を深めるための普及啓発を行っています。
- 臓器移植に関する理解を深める取り組み
- 臓器提供に関する意思表示を促す取り組み
- 教育への取り組み