日本の臓器移植の医療技術と移植後のケアは移植の多い国と比べても、非常に高い水準にあります。

移植後5年で移植者が生存している割合(生存率)は、心臓、膵臓、腎臓で90%を超え、肝臓80%、肺、小腸は70%を超えます。
腎臓は透析によって、膵臓はインスリンによって命をつなぐことができますが、心臓や肺、肝臓などは移植を受けなければ生きていくことができません。
特に肺の移植などは、一見すると生存率が低く見えますが、移植を受けなければ数ヵ月後には亡くなられていた可能性を考えれば、移植医療は命をつなぎ、生きる希望となっているといえます。

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