臓器提供がある場合、移植希望登録している人の中で、提供される臓器に、最も適合した人(臓器)が公平、公正に選定されます。

各臓器のレシピエント選択基準には、適合条件(腎臓の場合は前提条件)で血液型、サイズ、抗体反応、虚血許容時間などが定められており、その中で、親族、医学的緊急度や血液型による具体的選択方法、術式、年齢、施設の所在地、待機時間などの優先順位が決められています。また、全臓器においてドナー(臓器提供者)が親族優先提供の意思表示をしている場合には、医学的な適合条件等を満たせば親族に優先的に提供することができます。

JOTのコンピューターにドナー(臓器提供者)の医学的データを入力すると、臓器ごとに優先順位の高い候補者が選ばれます。それぞれ、第一候補者から順に主治医に連絡して、移植可能な状況かどうか、移植を受ける意思があるかどうかの確認を行います。

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