【登録更新】移植を希望してJOTに登録しましたが、なぜ毎年のように採血が必要なんですか。

保存血清の収集のため、血液検査は年に1回行っております。これは、移植候補者となったときにドナー(提供者)の血液とその移植候補者の収集した保存血清を混ぜ合わせ、拒絶反応がないかどうか確認する大切な検査のために使用します。採取後1年で、古くなって反応が弱くなってしまうので、年1回収集する必要があるのです。

もし、この保存血清がなければ、移植候補者となったとしても、移植確定前に移植希望病院にただちに出向いていただき血液を採取する必要があり、時間が切迫 しているときには間に合わない可能性があります。ですから、事前に採取することにより移植確定までの時間の短縮を図ることによって、皆様が円滑に移植できるように配慮させていただいているものです。

なお、肝臓単独および小腸移植希望者は採血不要です。

関連ページ →移植希望の登録から移植を受けるまで

TOP