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[特集]移植したからこそ巡り会えた「移植者スポーツ大会国内大会」
 1995年の9月7日に心臓移植を受けてから5年が経ちました。
最近は薬の量も安定していますし、大きなトラブルなども無いため、本当に普通の人たちと変わらない生活を送ることができています。 
私がこうして元気に過ごすことができるのもドナーの方のお陰であり、そして私が元気に働いていることがドナーの方とそのご家族に対する恩返しだと思っています。
現在は自宅で知人や親から紹介された方などのシャツを作って過ごしています。今年は友人や学会のために4月に来日したラックス先生(私の手術の執刀医)のシャツも作らせてもらいました。機会があればお世話になった方たちのシャツも作りたいと思って、最近は出かける時にメジャーを持つようにしています。

しかし、シャツを作ることはできるのですが、なかなか自分の思い描いているようなものを作ることができません。そこで、イタリアに行き技術を学ぼうと考え、今年の5月中旬から6月中旬までの1ヶ月間、ミラノのシャツ店で勉強をしました。
昨年もイタリア各地を廻って下見をしていたので、今年は少し精神的には余裕がありました。でも、このシャツ店には全くアポイントを取っていなかったので、受け入れてくれるかどうかがとても心配でしたが、少しのイタリア語と少しの英語で勉強したい旨を伝えると快く受け入れてくれました。
私は主に型紙の起こし方と修正の仕方を勉強し、試行錯誤しながら取り組んでいるところです。

今も少しのお金をいただきながらシャツを作っていますが、近い将来、ネクタイなども作りはじめ、本格的に仕事としてやっていきたいと考えています。そして、その時こそが独立記念日であると思っています。
今年も、毎年秋に行われる移植者スポーツ大会に参加しました。この大会で一番の楽しみは、年に一度、全国の移植仲間と会えることです。みんな移植者とは思えないほど元気で、そんな姿を見るととても励みになります。来年の世界大会にも、もちろん参加する予定です。
スポーツ大会で、移植をした人がこれほど元気になっていることを伝えることもそうなのですが、自分の体験が誰かのお役に立てばと思い、今年は栃木県に2回、講演に行きました。移植手術を待っている子供にも会いに行きました。

私がそうであったように、その子も私の元気な姿を見て生きる勇気が湧いたようです。今はアメリカにいますが、もうすぐ元気になって日本に帰ってくることでしょう。
今後もからだを大切にしながら、移植を待っている方やそのご家族の方たちのお役に立てればと考えています。
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巡り会わせたものは移植とスポーツ
さらなる目標に向かって-樋口健太郎
看護学校を卒業してコーディネーターに-広川陽子

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